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朝顔日記

あさがくるまえに。

幻想図書館

 私の頭の中に、図書館がある。

 今まで生きてきて、蓄えた知識、思い出、記憶。それは常に崩壊と再生を繰り返しながら、どんどんと新しい姿になってゆく。

 1番近くには、つい最近習ったばかりの知識、の棚がある。それらの情報は薄くて、少し力を加えれば崩れ落ちてしまいそうな素材でできている。それらよりも後ろにある本棚は、形をぎりぎり保ちながらも、刻一刻と劣化してゆくのだ。

 昔から、勉強はなんとなくできた。中学までは、特に何もしていなくても大体の教科は普通に80点以上を取れていた。そうして、私は今、進学校に通っている。

 けれど、高校に入ってからは、馬鹿になった。

 私は勉強に関して何らかの努力をしてきたこともなかったので、日々勉強するという習慣が無かったのだ。私は、どんどんと堕落していった。

 恐らく私は、呑み込みは速いけれど、記憶力が無いタイプだ。だから、国語と数学、という、まったく真反対な教科が得意だったのだと思う(今でも現代文は得意)。

 もう随分と、図書館の奥の方を掃除していない気がする。

 さてはて、僕の図書館はどうなっているのだろう。f:id:cla_sagao:20170513202418p:plain